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オバマさん


オバマさんについて紹介します。小浜市のことじゃないよ
オバマ氏の演説3
オバマ氏の演説は、相手の目線に立つところから始まります。
まず、相手の自分の話を聞かせる、聴衆に自分の言葉が届く状態にする上で、コレはとても重要な事です。
ただ、それに一貫する必要はありません。
当然、彼自身の言葉の紡ぐ必要があります。
実際、オバマ氏は途中でチェンジオブペースを図ります。

彼は、話を切り替える際に、感謝の意を示します。
通常、演説が終わる直前、最後の占めの言葉として、聴衆へ聞いてくれたことへの感謝、スタッフや家族への感謝を口にします。
しかしオバマ氏は、演説の途中でそれを語ります。
それには複合的な理由があります。
一つは、話を切り替える為。
感謝の言葉は、誰が聞いても気持ちのいいものです。
それを演説の連結部に持ってくることで、次の話を円滑に聞いてもらいやすくなるという効果があります。
次の話が若干難解だったり、小難しかったりする時には非常に有効な手段です。

そして、感謝の言葉を最後にとってつけたように言うのではなく、しっかり演説の途中に組み込むことで、聴衆は演説中に喜びと好感を覚えます。
これによって、演説中に背を向けたり、飽きてしまったりする事がなくなるわけです。
感謝は、される方にとっては例えその他大勢であっても、自分の事です。
自分の事を言われて、飽きたままという人も少ないですから。

オバマ氏は、演説において難しいと言われている話題転化を、こういった手法で行います。
聞き手の集中力を持続させる、非常に優れた手法です。

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