オバマ氏の政策3
オバマ氏が積極的に取り入れている政策の一つに、IT関連の政策が挙げられます。
彼自身若く、ITに対して巨大な期待と更なる可能性を抱いているのは想像に難くありません。
また、他の候補と差をつけるうえで、若年層の取り込みは必須です。
そして、この層が最も注視するのは、ITでしょう。
よって、オバマ氏がITに力を注ぐのは、必然と言えます。
オバマ氏の唱えるIT政策は、異例と言えます。
まず、立案を依頼した相手が、民間人である友人という点から、既に異例です。
通常はロビイストや業界の大物が、政府内のバランスを考慮したうえで決めていくところを、そういった点と無関係な人間がどんどん新しいものを積み上げていく、というのがオバマ氏の狙いです。
これによって、これまでとはまるで違う政策が誕生しました。
オバマ氏のIT政策は非常に実用的かつ建設的です。
まず、インターネットの更なる普及を狙っています。
情報のオープン化を図り、従来のシステムを排除する方向で話を進めているようです。
その一方で、有害情報のシャットアウト、プライバシー侵害の是正など、現在ネット社会で大きな問題として取り上げられている件に関しても、積極的な改善を図ろうという姿勢が見られます。
オバマ氏のIT関連の政策に関しては、若年層の凄まじいまでの支持を集めています。
こういう点を取ってみても、彼がいかに政治家として優れているかがわかります。
何をどうすれば支持されるのかをしっかり理解しているからできる事です。