オバマ氏の政策2
現在、アメリカは日本と同じ問題に直面しています。
格差社会です。
現在のアメリカの政権において、経済政策は決してうまく行っているとはいえません。
日本と同じように、富裕層に対して優遇され、貧困層に厳しい税制を敷いているからです。
無論、政治家はこれを否定しますが、実質それはウソです。
結局のところ、数人の話し合いで自分達の都合の良いように持っていっているだけ、という印象は拭えません。
これもまた、日本と同じですね。
そんなアメリカにあって、オバマ氏の経済政策は、細やかなものとなっています。
ですが、ベースとなるのはやはり税制の問題です。
オバマ氏は、これまでの富裕層有利な税制を、フラットにするつもりでいるようです。
ここでもやはり彼の一貫した主義、主張が貫かれています。
それは、弱者に対する過剰な援助をしない姿勢にも現れています。
破産宣告を受けた人の救済などといった、弱者を守るべき経済政策に関しては、無条件で国が守るというよりは、国にとって有益なお金の使い方の一環として、援助を行うといったニュアンスです。
つまりこれは、たとえ弱者であっても、アメリカの一部であり、アメリカをよくするために必要な事として手助けを行なう、といったところでしょう。
保険や補助を手厚く行なう姿勢を見せていたヒラリー候補とは、少々一線を画していました。
オバマ氏の経済政策は、良くも悪くも、彼の主義・思想のとおりと言えるのではないでしょうか。